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研究室・教員紹介

自然環境教育学研究室

担当教員

三宅 志穂 准教授

MIYAKE Shiho

専門分野

博士前期課程:環境科学

博士後期課程:人間環境科学

博士前期課程

「人と環境」に関する研究テーマに取り組む学生に対する修士論文の指導を行う。研究対象とする事例や研究テーマは国内外に広く求め,研究は文献収集,実地調査を通した実証的アプローチにより進める。学会発表や学術雑誌への投稿も推奨し,助言と指導を行う。

博士後期課程

博士課程前期での研究を基礎とし,「人と環境」について,新規性・有用性・独創性の高い論文作成の指導を行う。学生には,助言と指導に基づいて,研究者として自立した研究を進めることが求められる。

研究室紹介

人は自然環境とどのようにつながり,どんなふうに理解しようとしているのでしょうか。近年,環境にやさしい社会づくりが求められ,私たち一人ひとりの取り組むべき姿勢が問われています。私の研究室では,人々へ自然環境の意識や理解を高めるためにどのようなやり方があるのか,そのしくみはいかなるものかについて国内外の事例から研究します。研究の手法として,先行研究を把握するための文献調査と実地調査によるフィールドワークが欠かせません。私の研究室では,文献や学術論文を徹底的に調査してもなお足りない資料をフィールドワークによって得るということが必要になります。

教員のプロフィール

略歴
神戸大学教育学部卒業,神戸大学総合人間科学研究科修士課程修了,神戸大学総合人間科学研究科博士後期課程修了,神戸大学大学院博士課程在学中に日本学術振興会特別研究員DC2。
高知大学教育学部の専任講師,准教授と高知大学在職中にオスロ大学客員研究員を経て,2009年4月から神戸女学院大学に准教授として着任。
学位
学術博士
専門分野
環境社会学、科学教育、理科教育
所属学会
日本科学教育学会,日本理科教育学会,ミュージアムマネジメント学会など
研究テーマ

キーワード

人と自然環境、自然環境理解、PAS(Public Awareness of Science)、学びのコミュニティ

研究課題

(1) 自然環境理解を促す学習プログラム事例
(2) 教育施設におけるPASコミュニティの発生と成長プロセス
(3) 理科教育カリキュラムにおける地域連携

研究業績

著書

[単著]フィールド・スタディーズ・カウンシルの歴史的展開過程,2009.2

学術論文

[共著] ◎三宅志穂・野上智行:野外活動施設に求められる学習環境─英国・FSCフィールドセンターを事例として─,科学教育研究 第28巻3号 ,214-222,2004.9
[単著] 英国フィールド・スタディーズ・カウンシルにおける児童・生徒向き学習プログラムの開発方法の特色,理科教育学研究 第45巻3号,51-59,2005.3(日本理科教育学会研究奨励賞受賞)
[単著] フィールド・スタディーズ・カウンシルの整備期における事業展開と組織マネジメント:環境教育という社会的動向への対応を中心とした検討,科学教育研究 第30巻3号,159-175,2006.9
[共著] ◎三宅志穂・飯塚裕貴・稲垣成哲・野上智行:地域の環境啓発事業推進を支援するコミュニティ形成過程-兵庫県西宮市を事例とした検討,科学教育研究 第31巻4号,354-369,2007.12(日本科学教育学会論文賞受賞)     
[共著] ◎三宅志穂・野上智行:アウトリーチ活動を担う科学者が備えるサイエンスコミュニケーション素養の事例研究 −博物館業務を兼任する大学所属の昆虫行動学者を事例とした検討−,科学教育研究,2009
[共著]アウトリーチ活動を担う科学者が備えるサイエンスコミュニケーション素養の事例研究-博物館業務を兼任する大学所属の昆虫行動学者を事例とした検討-,科学教育研究,第33巻1号,50-61,2009.3
[共著] 博学連携による理科学習プログラム開発のための基礎研究-高知市の小学校教員にある連携ニーズ-,高知大学教育学部研究報告,第69号,63-70,2009.3
[共著]鳴く虫5種に対する日本人と外国人への「好き」「嫌い」調査−2009年度予備調査結果,神戸女学院大学論集,第57巻1号,125-132,2010.6
[共著]植物園活用による理科学習プログラム開発と実践を通したベテラン小学校教師の力量に関する事例研究,理科教育学研究,第52巻1号,143-157,2011.7
[単著] 女子大学生の想像(イメージ)する持続可能性としての問題状況, 神戸女学院大学論集, 第58巻2号, 35-41, 2011.12
[単著]What is Typical Sustainable Development for the Japanese Female Students?-survey in 2011-, Full Papers of the First IHPST (International History, Philosophy andScience Teaching Group) Asian Regional Conference, 査読有,第1巻1号,129-135,2012

学会発表

フィールド・スタディーズ・カウンシルの歴史的展開過程:年代区分と各年代の特質,日本理科教育学会第55回全国大会,鳴門教育大学,324,2005
◎三宅志穂,野上智行:FSCの歴史的展開過程:事業展開の変遷(1943-2004),日本科学教育学会第29回年会,岐阜大学,445-446,2005
Promotion of the Informal Science Education through the Natural Environment: A Case Study of the Historical Development of the Field Studies Council(FSC)in the UK (1969-1988), Proceedings of the 36th Annual Conference of the Australasian Science Education Research Association, Novotel Tainui Hamilton Hotel, New Zealand, 41, 2005
市民の継続的参加を促す自然環境学習セミナーのマネジメント−兵庫県立人と自然の博物館を事例とした検討−,日本理科教育学会第56回全国大会,奈良教育大学,336,2006
◎MIYAKE, S., Namba, Y., Inagaki, S., & Nogami,T.: A Development Process to Promote Educational Activities under Collaborative Relationship in a Local Community:A Case Study of Nishinomiya in Japan, Proceedings of the 9th International Conference on Public Communication of Science and Technology, COEX, Korea, 1335-1342, 2006
FSCの歴史的展開過程:組織マネジメントにおける特質と組織の維持・発展をもたらしたリソースに関する検討,日本科学教育学会第30回年会
筑波学院大学,145-146,2006
Significant Factors to Increase Public Awareness of Science: How can a Science Museum Promotes Long-Term Participation in an Extramural Course for Adult?, Proceedings of the 2007 World Conference on Science & Technology Education, Australia, 312-316, 2007
小学校教員が主導する博学連携学習プログラム開発-企画段階での連携組織デザイン-,日本理科教育学会第57回全国大会,愛知教育大学,393,2007
サイエンスコミュニケーションシステムの構築に向けた市民の主体的な参加を促すプロセスデザイン:兵庫県立人と自然の博物館における鳴く虫インストラクター養成講座を事例とした検討,日本科学教育学会第31回年会,北海道大学,473-474,2007
Exploring the Progress of PAS in a Museum Enterprise, Proceedings of the International Organization of Science and Technology Education, Turkey, 971-977, 2008
◎MIYAKE, S.& Nogami,T.: Sustainable Development to Promote Sciene Communiation for the Public in a Natural History Museum, Proceedings of the CASE(Conference of Asian Science Education)2008,Taiwan, PaperNo.192, 2008
◎MIYAKE, S.& Nogami,T.: Sustainable Development to Promote Sciene Communiation for the Public in a Natural History Museum, Conference Programs of the PCST(Public Communication of Science and Technology) 2008 and Digital Data for the presenters, Sweden, P.47 & 002_Posters.pdf, 2008
三宅志穂・中城満:博学連携による理科学習プログラム開発-ワークシート作成時に反映される小学校教師の専門性-,日本科学教育学会第32回年会論文集,49-50,岡山理科大学,2008
三宅志穂・竹中真希子,免許状更新講習(予備)の実践におけるclippicKids活用評価 : 植物園フィールドワークの事例,日本理科教育学会第59回全国大会,179,宮城教育大学,2009.8,
"A Case Study of a Sustainable Community Development Process for Public Awareness of Science in Jauan" The International Conference of East-Asian Science Education 2009,Taiwan, 2009.10
Shiho Miyake, "Effect of a Trial Science Course for Primary Teachers : A Case Study of the Teacher License Update System in Japan" Proceedings of the European Science Education Research Association (ESERA) 2009 Conference, 203-209, Turkey, 2009.09
三宅志穂・竹中真希子,大学院生のSD意識向上を図る授業プログラムの試行的開発,日本科学教育学会第33回年会,297-298,同志社女子大学,2009.8
三宅志穂・竹中真希子,大学生のSD意識に関する基礎的調査 : 環境をテーマにした授業開発事例からの検討,日本理科教育学会第60回全国大会,234,山梨大学,2010.7
Shiho MIYAKE: "Examining an Effective Management of a Private Sector to Promote Science Education : From a Case Study of Development History of the Field Studies Council in Britain" World Conference of the Science and
Technology Education by the International Council of Associations for Science Education (ICASE), エストニア, 2010.7
Shiho MIYAKE, Tomoyuki NOGAMI: "A View of Management in an Informal Educational Organization for Public Awareness of Science : A Case Study of the Field Studies Council in Britain" International Organization of Science and Technology Education, 772-781,スロベニア, 2010.6
三宅志穂・竹中真希子,理系学部学生を対象にしたSD意識調査 : 女子大における授業プログラム開発過程における検討,日本科学教育学会第34回年会,267-268,広島大学,2010.9
三宅志穂,SDとして大学生の意識する問題状況とは何か,日本科学教育学会第35回年会,381-382,東京工業大学,2011.8
自然系博物館を拠点として市民が展開するサイエンス : 事例研究から,日本理科教育学会第61回全国大会,82,島根大学,2011.8
Shiho Miyake&Makiko Takenaka, Tomoyuki Nogami, A case study of an ESD programme for college students in Japan: pilot practice and evaluation, EBOOK PROCEEDINGS OF THE ESERA (European Science Education Research Association) 2011 CONFERENCE, 38-44, France, 2011.9
Shiho Miyake, Which social aspects of science do Japanese science teachers and education researchers focus on more?, Australasian Science Education Research Association Conference 2012, Sunshine Coast University, Australia, 2012.6
三宅志穂,理科教育学会誌に見る地域社会・環境の活用,日本理科教育学会第62回全国大会,64,鹿児島大学, 2012.8
三宅志穂・中山迅,イギリスにおけるG&T教育の経緯と現状:2011年インタビュー調査から得られた知見,日本科学教育学会,327-328,東京理科大学, 2012.8
三宅志穂・野上智行(2012)ノルウェーの理科教員養成大学におけるキャリア支援-ネスナカレッジにおけるインタビュー調査を中心として-,日本科学教育学会研究会研究報告,27(1),49-54,宮崎大学,2012.12

その他

国際会議:Field Studies Council in Britain: Management Strategy for Education Services, Joint Seminar under the Japan-Korea Basic Scientific Cooperation Program, Kobe Portpia Hotel,128-134, 2003
学会雑誌:英国から学ぶ自然を読み解く能力育成支援の手がかり,理科の教育 第56巻8号,4-7,2007
環境学習支援コミュニティの形成プロセス : サイエンスコミュニケーションの目指す新しい連携と協働の形を模索するために,日本科学教育学会年会論文集33,39-42,招待講演,2009.8
三宅志穂,兵庫県立人と自然の博物館の創造する地域市民との連携,理科の教育,第61巻7号,39-42,日本理科教育学会,依頼原稿,2012.7
三宅志穂,理科における「日常生活」,「地域社会」,「自然観環境」への期待と関心の実状はどうなっているのか,理科の教育, 第62巻2号,28-29,日本理科教育学会,依頼原稿,2013,2

大学院担当科目

人間科学合同演習、環境社会学特論、環境科学演習、環境科学特別研究